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【独占インタビュー】『Nova』から『Amazing Universe』へ ─ 音の旅人・NOBUTAKA SOEDA(Ryugen)と仲間たちの挑戦

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NOBUTAKA SOEDA(Ryugen)のニューアルバム『Nova』が5月5日にリリースされ、エレクトロニック部門のウィークリーチャートで早くも1位を獲得。

続く6月10日には、最新作『Amazing Universe』がリリース予定。

本作は、音の宇宙に感情や風景が星のように散りばめられた、美しく緻密な作品となっている。リリースに先駆けて、NOBUTAKA SOEDA(副田 信隆)、Osamu Tomita(冨田 修)、yo hoshino(星乃ヨウ)の3人に独占インタビューを実施。

『Amazing Universe』に込めた想いや制作の舞台裏を語ってもらった。

目次

『Amazing Universe』に広がる音の星座──NOBUTAKA SOEDA独占インタビュー

――『Nova』がエレクトロニック部門でウィークリーチャート1位を獲得しました。率直なお気持ちを聞かせてください。

正直、驚きと喜びが入り混じっています。『Nova』は自分の中でもチャレンジの多い作品だったので、多くの人に届いたことは本当にうれしいです。数字以上に、「響いたよ」とか「救われた」という言葉をいただけたことが、何よりのご褒美ですね。

――6月10日リリースの新作『Amazing Universe』はどのようなコンセプトで制作されたのですか?

6月10日リリースの新作 Amazing Universe

テーマは「音の宇宙」です。日々の中でふと浮かんでは消えていく感情や記憶、風景──そういうものを“星”に見立てて、ひとつの宇宙空間のように配置していきました。一曲一曲が孤立しているようで、実は全体としてつながっている。そんなアルバムになっています。

――アルバムの中で、特に印象的な1曲を挙げるとすれば?

「Path of Light」という楽曲ですね。これは、何かを失った夜の静けさを音にしたような曲です。ピアノと電子音が交差する構成で、制作中もすごく感情を揺さぶられました。無音に近いような瞬間すら音楽にしてみたかったんです。

――制作期間中に印象に残っているエピソードや、制作の中で乗り越えた課題があれば教えてください。

音を削ぎ落とす作業の中で、何度も“自分自身の静寂”と向き合う時間がありました。音楽は癒しでも高揚でもなく、ただ“在る”という状態を保つことができるのか?という問いに、何度も立ち戻りました。

――この作品をどんな人に届けたいですか?

忙しい毎日を過ごしているすべての人に聴いてもらいたいです。日常の中で少しだけ心がふっと軽くなるような、そんな“宇宙の窓”になれたらと思っています。

――最後に、リスナーに一言お願いします。

『Amazing Universe』は、あなた自身の物語を重ねて完成する作品です。ぜひ、自分のペースで聴いて、自分だけの星座を見つけてもらえたらうれしいです。

Osamu Tomita(作詞家) インタビュー

――NOBUTAKA SOEDAさんのアルバムに作詞で参加されて、率直にどのようなお気持ちでしたか?

素直に嬉しいですよ。 Ryugenから直接お話をいただいた時は、笑顔が自然と溢れました。

――「Pave the Way」の歌詞には、どのようなテーマや感情を込められましたか?

「Pave the Way」は、日本語で”道を開く”と 言う意味です。 どんなに狭い世界でくすぶっていても何かを 変えれば必ず道は開ける。 大切な誰かが変えてくれるとそんな 想いで書きました。

――NOBUTAKA SOEDAさんのトラックを初めて聴いたとき、どんな印象を持ちましたか?

ベタではありますが「カッコいい」と衝撃を 受けました。 リズム感、爽快感が心地よく”ドーン”と心に 響きました。

――言葉を選ぶ上で、音との“対話”はどのように行いましたか?

言葉には見えない大きな力があります。 そんな言葉だからこそ音と言葉が縦横無尽に 交わってそれぞれの感情に入り込めたらと 選びました。

――リスナーにとってこの曲が、どんな存在になってほしいと思いますか?

何かに迷った時、つまづいた時、誰かの 心を救えるそんな存在であり続けたいです。 そして、誰かから誰かに受け継がれていく 曲に育ってほしいです。

――NOBUTAKA SOEDAさんとの制作を通して、ご自身の中で印象に残っていることや発見はありますか?

Ryugenが持っている音作りの世界観に引き込まれました。 例えば、他の誰かが同じ音を奏でたとしても Ryugenが奏でる音は、一瞬で心を掴まれるそんな力があります。 改めて、凄さを感じましたしまた一緒に作品を作りたいと思いました。

yo hoshino(シンガー/ソングライター)インタビュー

――今回、2曲に歌・作詞・作曲と深く関わられましたが、完成した今、どんな気持ちですか?

2曲とも全く違った雰囲気の曲で、最初に曲を聴いた瞬間から目の前に煌びやかな世界が広がって行くのを感じました。 その曲のイメージを壊さないように作詞、作曲に取り組みました。 完成した今は素直に嬉しいです。

――「Time Woven of Light」や「Change One’s Mind」は、どのように生まれていったのでしょうか?制作プロセスについて教えてください。

「Change One’s Mind」はなかなかぴったり合うAメロ、Bメロにたどり着けず苦労もありましたがサビのフレーズは割と早くに決まり後は私が曲の世界観に飛び込むような気持ちで仕上げました。 「Time Woven of Light」は何故か最初から共鳴しているような気持ちになれる曲で、気づいたら今の形に導かれていた様な気がします。これはもうNOBUTAKA SOEDAさんワールドに没入していた証拠だろうなと思わずにはいられません。

――NOBUTAKA SOEDAさんのトラックと向き合う中で、最も影響を受けた部分やインスピレーションの源は?

Ryugenさんのトラックや曲はそこにしか存在しない”世界への旅”に連れて行ってくれるような気持ちになります。そこに影響されて”私もそんな風に書けたらいいな!”って思っているので、いい意味で同調し、いい意味で”自分の世界観”も共存させる。を目指しています。

――ご自身の歌声がこのアルバムの中で果たしている役割について、どう感じていますか?

Ryugenさんがアルバムの中に1つの世界を創造したとして、その国の1つみたいな役割かなと思っています。 小さな音楽の国達が集まって少しずつ溶け合って、1つのアルバムに集約されている。そんなイメージです。

――今回のコラボレーションで、音楽観や表現の面で新しく見えた景色があれば教えてください。

リズムをより意識するようになりました。 歌い出しの場所だったり休符、そこに入る言葉選び、特に「Time Woven of Light」は今までになかった可能性を私に教えてくれる楽曲です。

――リスナーに向けて、曲を聴くときの“入り口”として伝えたいことがあれば、ぜひ。

忙しい時、辛い時、楽しい時、幸せな時、なんでもない時、Ryugenさんの曲はどの距離に居てもスッと心に浸透して、じんわり温めてくれるようなそんな曲ばかりです。 私の歌った2曲もその距離感を選ばず包み込むような存在であって欲しいなと思っています。 あなたの距離感でアルバムを楽しんで頂けたら嬉しいです。そしてこれを聴いてくれた方々とどこかでお会い出来ることを楽しみにしています。

『Amazing Universe』は3人の感性が重なり合って生まれた壮大な音の星座

──最後にRyugenさん、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「今回、本当に心から納得のいく最高の作品が完成しました。2ndアルバム『After Earth』に続き、今作『Amazing Universe』にもイギリスや韓国のシンガーたちが参加してくれています。

そして今作のアルバムでは日本人初の”星乃ヨウ”ちゃんにも加わってもらい、アルバム全体がぐっと一つにまとまりました。彼女の歌声は個人的にも大好きで、楽曲に深い彩りを添えてくれています。

このアルバムが国や言語の壁を越えて、世界中の誰かの心に届いてくれたら──それ以上に嬉しいことはありません。ここまで一緒に旅をしてくれたすべてのリスナーに、心から感謝しています。

音楽は、いつだって誰かの一瞬をそっと支えるもの。『Amazing Universe』も、あなたの日々に寄り添う“ひとつの宇宙”として届いてくれたらと思います。

これからも、自分らしく音を紡ぎ続けていきますので、どうぞ楽しみにしていてください。」

NOBUTAKA SOEDA(Ryugen)が描き出した音の宇宙に、Osamu Tomitaの言葉が軌道を与え、yo hoshinoの歌声が輝きを添える──『Amazing Universe』は、3人の感性が重なり合って生まれた壮大な音の星座です。このアルバムを聴くたびに、新たな星が心に灯ることでしょう。

ぜひ、あなた自身の物語を重ねながら、自由にこの宇宙を旅してみてください。

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