皆さんこんにちは、GOK(@dailyshinjuku)です。
今回は、新宿から足を伸ばして銀座の映画館「シネスイッチ」で映画を観てきました。
シネスイッチで観た映画「北の果ての小さな村で」のあらすじやレビューをご紹介したいと思います。
フランス映画「北の果ての小さな村で」
「北の果ての小さな村で」は、デンマーク出身の主人公・アンダースが、実家の農家を継ぐのに反対し、未経験の教師としてグリーンランドに赴任するというストーリー。
日本の約6倍の面積を持つグリーンランドは、大地の80%以上が氷に覆われています。そのグリーンランドの人口80人の小さな村・チニツキラークで、村の人びととの交流を通してアンダースが成長していく姿を描いたフランス映画です。
半分ドキュメンタリー映画「北の果ての小さな村で」
主人公のアンダースのみならず、村の子供たちや猟師などの登場人物は、すべて本人自身が演じるというドキュメンタリーとフィクションを混ぜ込んだ映画になっています。
実際に教師として移住してきたアンダースと住人達をドキュメンタリーという形式で撮影。
アンダースと村人たちとの距離
デンマーク語を教えに来たアンダースですが、グリーンランド語がわからず、うまく村人たちと距離を縮められずにいました。
そんな中、教え子の1人であるアサーが無断で学校を休みます。心配になってアサー宅へと訪問するアンダースですが、そこでグリーンランドの現実や習慣を学ぶことになります。
アンダースがグリーンランド語を学ぶ
グリーンランドの現実や問題を知ったアンダースは、自分には何ができるかを考え、その一つとしてグリーンランド語を学び始めます。
グリーンランド語を学び始め、徐々に村人たちと仲良くなるアンダース。村人の人たちと大きなテーブルを囲って、楽しそうにトランプをするシーンが映されていました。
アンダースがグリーンランド語を学ぶ
そして、アンダースは漁師を目指すアサーと共に狩りへと旅に出ます。
目的であるシロクマと最後にようやく遭遇するのですが、そこで彼らが取った行動は・・・。
「北の果ての小さな村で」の感想
グリーンランドの壮大な雪景色、フィヨルドやオーロラの大自然と、シロクマやアザラシなどの動物の映像がとても綺麗で心が洗われるようでした。簡単に行ってみたい、とは思えないような過酷さもしっかりと映してたのも良かったです。
一番心に残ったシーンは、アンダースの悩みを聞いていた通訳のジュリアスが「なぜそんなに難しく考えるんだ?シンプルにしたいようにすればいい」と言った場面。親のことなどで難しく考えていたアンダースにとって、答えは出ているはずなのになかなか踏み出せないでいた中で、シンプルに生きるグリーンランド人の生き方が腑に落ちたような瞬間でした。
実際に、アンダースはその後も教師としてグリーンランドに残っているようです。
映画「北の果ての小さな村で」気になるかたはぜひチェックしてみてください。
それではまた。
タイトル | 北の果ての小さな村で(公式サイト) |
原題 | Une annee polaire |
制作年 | 2018 |
上映時間 | 94min |
制作国 | フランス |
監督 | サミュエル・コラルデ |
配給 | ザジフィルムズ |
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