皆さんこんにちは、GOKです。
今回は、渋谷にある映画館・ヒューマントラストシネマで映画「ボーダー 二つの世界」を観てきましたので、あらすじやレビューをご紹介したいと思います。
渋谷の映画館・ヒューマントラストシネマ
渋谷の映画館・ヒューマントラストシネマは、JR渋谷駅から歩いて徒歩7分の距離にあります。新宿から行く場合には、地下鉄副都心線一本で渋谷駅の13番出口正面を出ると、ヒューマントラストシネマが目の前です。
ヒューマントラストシネマが入る商業施設「cocoti」の2階には、新しくスタバができていて、映画の前にゆっくりと過ごせるスペースがありました。(何度か使っている映画館ですが、周りにあるカフェはどこも混雑していた印象)
映画「ボーダー 二つの世界」のあらすじ
ある日、彼女は勤務中に怪しい旅行者ヴォーレと出会うが、特に証拠が出ず入国審査をパスする。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナ。しかし、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった――。(公式サイトより引用)
ティーナは、人間の羞恥心や罪悪感を嗅ぎ取れる能力があり、児童ポルノのデータを持ち込もうとする男を見つけます。そこから、地元警察の捜査にも協力するようになります。
ヴォーレにも何かがあると嗅ぎ分けたティーナであったが、調べても調べても何一つ出てこない。そして、ヴォーレが男性ではなく女性であることが判明する。
ティーナは次第に、ヴォーレに心を開くようになり、自宅へと招待します。そして小さい頃からの悩みを打ち明けるティーナ。
自分のアイデンティティに疑問を抱くティーナに「君は完璧だ」と優しく諭すヴォーレ。
ヴォーレは、私たちは“人間”ではなく“トロール”だとティーナに伝えます。そして、雷が天敵であり、共に雷でできたアザを触り合う二人。
ティーナは、自分は“人間”ではないことを知り、しばらくヴォーレと開放感に浸ります。そして、“トロール”である本当の父親は一体どこにいるのかを“人間”の父に問いただすティーナ。
ティーナとヴォーレが愛し合うようになっていく中で、児童ポルノの犯罪の黒幕が実はヴォーレであることが判明。“人間”への復讐だと言うヴォーレに、ティーナは“トロール”として生きていくのか“人間”として生きていくのか境界線に立たされ選択を迫られるという物語。
「ボーダー 二つの世界」の感想
この作品「ボーダー 二つの世界」は、映画『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者が書かれた原作だと知って鑑賞した映画です。
結末は予想だにしない方向へと進むダークファンタジー作品。現代を社会風刺するような内容になっています。
観る人の日常へと落とし込み、問題提起され、色々と考えさせられる映画。ヴォーレとティーナが文字通り獣のように交尾するシーンは衝撃的でした。
結末が気になる方はぜひチェックしてみてください。
それではまた。
タイトル | ボーダー二つの世界(公式サイト) |
原題 | BORDER |
制作年 | 2018 |
上映時間 | 110 min |
制作国 | スウェーデン、デンマーク |
監督 | アリ・アッバシ |
配給 | キノフィルムズ |