APOGEEとの出会い
皆さんこんにちは、GOK(@dailyshinjuku)です。
今日は先日のライブを持ってBa.内垣さんが脱退したバンド「APOGEE」について書こうと思います。
APOGEEを知ったのは、バンドをやっていた頃の2006年くらいの頃だったと思います。
APOGEEのデビューシングル「夜間飛行」という曲がカッコいいということで、友人に進められたのがキッカケでした。
YOUTUBEのMusic Video(以下:MV)で映像とともに初めて聴いたのもあったので、とても印象に残りました。
それまでのバンドのMVとは一風変わった斬新なMVだなあと思ったのと、最後まで飽きずに見たくなるような作りのMVになっていて、とてもAPOGEEの楽曲と世界観がマッチしていました。
このバンドほど、音楽と映像がミルフィーユのように一つの芸術となっているのは、なかなかないように今でも私は感じます。
MVでは聞き取りづらいかもしれませんが、この曲のベースライン(繰り返すリフ)が本当に素晴らしく、ベースラインを口ずさむほどとても大好きな曲です。
名曲「スプリングストレンジャー」
他にMVでおススメなのが「スプリングストレンジャー」です。
終始ゆっくりと流れていく映像なのですが、最後にしっかりとオチがついていて、これも飽きさせない作りになっています。
この曲はMVだけでなく、メロディも歌詞も本当に秀逸です。個人的には、名曲として語り継がれるべきなポテンシャルを持ち合わせているんじゃないかと思います。
春が近いので、簡単に歌詞を抜粋してみます。
「スプリングストレンジャー」
Time goes by
いくつもの夜を越えてきた
恋する季節 終わりの季節
優しい海に守られていた頃
揺らめく魂 持て余しながら 笑ってた
さよなら 僕の小さなユニヴァース
出会いと別れを乗せて旅立つ
きっと あれは幻
僕らは魅せられて
慣れない街で 一人見てた桜
まるで、今回のBa.内垣さん脱退のことも当てはまるような、そんな普遍的な内容の歌詞になってます。
きっと多くの方が共感できるでしょうし、可能であればMVと共に聴いていただきたいと強く思います。
また、APOGEEのライブに行くとわかるのですが、曲によってKeyの大城さんがGtになったり、Baの内垣さんがKeyを弾いたりと楽器のパートを変えたりもできるマルチなバンドです。
そして、曲に関しても作曲や作詞が4人それぞれで手がけられるので、レンジがとても広いです。レンジが広くても薄味にはならず、ブラックミュージックが根底にしっかり土台としてある為、浅くはなく、とても深い音楽に仕上がっています。
Ba.内垣さんの脱退
APOGEEはメジャーでの3rd Album「夢幻タワー」以降、自らのレーベルを立ち上げ、Vo.永野さんのソロ活動(他、CM曲のコンポーザー)だったり、Ba.内垣さんとDr.間野さんの医療大学進学など、メンバーそれぞれのマイペースな活動をしてきましたが、
今回、Ba.内垣さんが海外移住するとのことで脱退し、今後は3人での活動となるようです。
正直、近年のAPOGEEはニューウェーブやミクスチャー感が強い印象で、まだ聴いていない新譜もあったりするのですが、R&BやAORが好きな人にもおススメなバンドです。
またライブある時には、あの当時の曲を聴いて踊りたいなと思いました。
APOGEEのレコードとかもあったら買い揃えたいなと思います。