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「石川県6市町村へ想いを直接届ける」株式会社ココ・エステート 奥山誠之氏による能登半島地震復興支援プロジェクト

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2025年10月、埼玉県朝霞市の不動産会社「株式会社ココ・エステート」代表 奥山誠之(おくやま まさゆき)氏は、能登半島地震の復興支援を目的に、石川県内の被災6市町村へ寄附金を直接訪問して届けるプロジェクトを実施しました。

寄附という形での支援に加え、現地での消費・交流を通じた経済貢献も視野に入れたこの取り組みは、「できる限り地域の力になりたい」という強い想いに基づいて行われました。

目次

3泊4日で6市町村へ寄附金を届けるプロジェクト

10/21(火) 七尾市役所(福祉課)

本プロジェクトは、「直接、現地の自治体担当者へ寄附金を手渡しする」ことを目的に企画。

現地での食事や買い物、文化工芸品の購入などを通じて、地域経済への貢献にも配慮されています。

■能登半島地震復興支援プロジェクト 概要
・実施日程:2025年10月20日(月)〜10月23日(木)
・支援内容:6市町村へ現金各20万円、合計120万円を寄附
・寄附方法:代表の奥山誠之氏が自治体を訪問し、直接手渡し

訪問スケジュールと寄附先の自治体

10/21(火) 輪島市役所(会計課長)

本プロジェクトの訪問スケジュールと寄付先の自治体は下記になります。

■2025年10月21日(火)
①10:30 七尾市役所(御祓町1番地 パトリア3階)
②11:30〜12:00 穴水町役場(鳳珠郡穴水町字川島ラの174番地 会計課)
③13:00 能登町役場(宇出津ト50番地1 総務課秘書室)
④14:00 珠洲市役所(上戸町北方一6番地2 秘書室)
⑤16:00 輪島市役所(二ツ屋町2字29番地 会計課)

10/21(火) 能登町 𠮷田町長

■2025年10月22日(水)
⑥14:30 志賀町役場(羽咋郡志賀町末吉千古1番地1 総務課秘書室)

現地の状況と、復興への長い道のり

通行止めの橋(亀裂)

今回の訪問で見えてきたのは、「復興はまだ道半ばである」という厳しい現実です。

輪島市街(営業しているお店は一部)

各市・町長からは、以下のような声が寄せられました。

・地震直後は、屋根のブルーシートや崩れた家屋が多く、道路も寸断されていた
・現在、建物の解体は9割近く終了している地域もあるが、更地が目立つ状態
・復旧に関わる建設、土木業者やボランティアの宿泊施設が不足しており、現場までの移動時間が長く作業効率の低下が懸念されている
・一般の観光客向けの宿泊施設も同様に不足しており、観光再開のハードルも高い

穴水町役場

こうした課題は、数字や報道だけでは伝わりにくい「現地の実情」です。直接足を運んだからこそ見えた声に、改めて支援の必要性を実感させられました。

消費行動による地域経済支援も

今回の活動では、単なる寄附にとどまらず、地域内での消費を通じて経済面からの支援も意識しました。

・石川県の伝統工芸「輪島塗」の購入
・地元飲食店や商店での食事・買い物
・地酒や名産品をお土産として購入

地元で使うことで、少しでも地域経済の循環に貢献する、そんな想いで行動がなされています。

酒ブティック奥田様より
七尾市長より
うるし職人の店 輪島塗 佳月堂 桂木様より(輪島市)
能登町長より

この活動を支えてくださった皆さまへ

がけ崩れ

代表の奥山誠之氏は、今回の活動を振り返り、次のように語っています。

「私たち企業ができることは限られていますが、日頃から支えてくださっている皆さまのおかげでこのような支援が実現できました。現地の方々に直接手渡しができたこと、言葉を交わせたことは大きな意味がありました。」

同氏の言葉からは、企業としての社会的責任(CSR)とともに、個人としての想いも強く感じられます。

地域社会との“つながり”を深める大切な取り組み

10/21(火) 穴水町役場(会計課)

株式会社ココ・エステートと奥山誠之氏が実施した今回のプロジェクトは、単なるCSRではなく、地域社会との“つながり”を深める大切な取り組みとなりました。

現地に足を運び、復興の課題に耳を傾け、現金を手渡しで届ける。

そのすべてに真心が込められた活動です。

これからも地域に根ざした企業として、できることをひとつずつ積み重ねていく姿勢に注目が集まります。

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