「新宿高島屋」10階美術画廊では、2025年10月8日(水)より『小島久典展‐Helix temporis-』を開催。詳細をご紹介します。

時間に対する深い思索が込められた「Helix temporis(時の螺旋)」
「新宿高島屋」にて開催される『小島久典展‐Helix temporis-』では、小島氏の卓越した技術と深い洞察によって織りなす珠玉の作品を展観。
本展の副題である「Helix temporis(時の螺旋)」には、小島氏が文化財修復の仕事を通じて触れてきた、記録には残らない人々のささやかな痕跡や、長い時間を経てなお伝わる存在の気配から見出された、時間に対する深い思索が込められています。
その高い彫刻技術と巧妙な古色表現を駆使して生み出された蝶や蛾、人物像などの木彫作品は、そのひとつひとつが静かに時を内包し、時間という長大な存在を想起させます。
【小島久典氏 プロフィール】
小島氏は1986年広島県に生まれ、東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業。
同大学院にて文化財保存を学ぶ。
現在は瀬戸内文化財修復所代表として文化財修復に従事する傍ら、古典彫刻の技術と自身の美意識を融合させた木彫作品を発表し、国内外で高い評価を得ている。
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『小島久典展‐Helix temporis-』の展示作品(一例)
■Things go on without knowing; A butterfly, circa 500 B.C. 高さ 29×幅 38×奥行 15(cm) / 檜・樟・柘植・漆

■A Species of Floral Organ: 320A.D. 高さ24 ×幅 28.5 × 奥行 22(cm) / 檜

■Those who once existed; a type of Synapsida, Permian period 高さ28×幅15×奥行8(cm) / 檜・柘植

■Those who once existed; a type of Ichthyosauria, Jurassic period 高さ28×幅11×奥行10(cm) / 檜

『小島久典展‐Helix temporis-』概要
■イベント名:小島久典展‐Helix temporis-
■会場:「新宿高島屋」10階美術画廊
■開催期間:2025年10月8日(水)~10月20日(月)
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