高層ビルとネオン、混沌と洗練が共存する街──新宿。そんな街で働き、暮らす人々は、常にストレスや疲労、情報の波にさらされています。
そのなかで静かに、しかし着実に注目を集めているのが、CBD(カンナビジオール)やCBN(カンナビノール)といったカンナビノイド製品です。
本記事では、新宿発のカンナビノイド専門ECサイト「リキッド通販ショップ」が開発した新作製品と、創業者のストーリーを軸に、CBD・CBNの可能性を多角的に探ります。
「リキッド通販ショップ」のプロダクト紹介:植物由来で心身を“整える”

①CBDバーム:塗るリセットボタン
用途:肩こり、腰痛、PMS、リラックスタイムに
配合:CBD、ミツロウ、ラベンダー精油、カンファー(樟脳)
特徴:深部までゆっくりと浸透。疲労やこわばりにじわりと効く。
「生理前のイライラや腹部の違和感が軽減された。香りに癒されるのも嬉しい」──女性ユーザー(30代)
②CBNベイプリキッド:吸うスイッチオフ

用途:睡眠前、心のクールダウン、気分転換に
配合:CBN、CBD、植物テルペン(ラベンダー系)
特徴:ベイプで素早く体感。1パフで頭が静かになる感覚。
「仕事の後、気持ちが昂ったまま寝つけなかったが、これを使うと自然に眠れる」──男性ユーザー(40代)
創業の背景:ADHDとPTSDから始まった

「リキッド通販ショップ」創業者は、ADHD(注意欠如・多動症)の傾向を感じ、日常生活での集中力・感情制御に困難を感じており、さらに仕事や家庭に起因する軽度のPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えていた背景があります。
薬に頼ることへの違和感と、副作用への不安を抱える中、海外留学中に出会ったのがカンナビノイドだったそうです。
「最初は“あれ?ちょっと落ち着けるかも”くらい。でもそれが積み重なると、自分にとって大きな支えになったんです」
米国では気軽に手に入るカンナビノイド製品。その光景に驚きつつ、日本との“距離”を創業者は感じていました。
カンナビノイドの基礎と科学的裏付け
ここからは、カンナビノイドの基礎と科学的裏付けを紹介します。
■世界保健機関(WHO)の見解
2020年の報告書では、大麻について「乱用や依存の可能性はなく、安全性は高い」と結論付けています。
(引用元:https://www.tni.org/files/publication-downloads/cannabis_rescheduling_global_intro_0.pdf)
■米国の医療・研究者の声
・Dr. Ethan Russo(神経学者、元GW Pharmaceuticals)
「CBNは鎮静作用に優れ、睡眠改善においてCBDよりも有望な面がある」
・Dr. Bonni Goldstein(小児科医・カンナビス治療専門)
「CBDはADHD、PTSD、不安障害の補完療法として有望。脳の炎症や過活動を抑える可能性がある」
■研究機関・メディアの報告
ProjectCBD:CBDの抗不安作用、抗炎症作用に関する膨大な論文と事例をまとめており、多くの症例で睡眠の質改善や疼痛緩和に効果を示す。NIH(アメリカ国立衛生研究所):CBDがセロトニン5-HT1A受容体に作用し、不安を軽減する仕組みを報告。
誤解と社会のバリア:なぜCBDは誤解されるのか?

■日本の制度的背景
CBD製品は日本国内では合法だが、「大麻由来=違法」という固定観念が根強い。厚労省のガイドラインが不明確で、流通事業者側が慎重にならざるを得ない現状。
■メディアの責任
一部報道が「CBDとTHCを混同」する誤情報を拡散し、偏見が再生産されている。
■カルチャーギャップ
日本社会には「がまんは美徳」「不調を口にするな」という文化が残り、“ケアする自由”が後回しにされがち。
世界の文化とウェルネス・トレンド
■米国ではプロアスリートや俳優もCBD使用を公言
・メーガン・ラピノー(サッカー):CBD使用を「リカバリーの必需品」と発言。
・セス・ローゲン(俳優):アルツハイマーの啓発活動の一環としてCBDを推進。
■メンタルヘルス啓発と連動
・PTSDの退役軍人支援団体(Veterans Cannabis Project)がCBNリキッドを治療補助に活用。
・ADHD支援団体CHADD(Children and Adults with ADHD)はCBDに関する啓発資料を発行。
■ウェルネス系インフルエンサー・ブロガー(米国中心)
Well+Good、MindbodygreenなどがCBDの有用性を特集し、毎年トレンドランキング入り。
声に耳を傾ける:利用者の実感と“気づき”
「“不調”は当たり前じゃないと教えてくれた」
「仕事に行く前に、呼吸がしやすくなる」
「夜、ただ“静か”になれるだけで救われる」
ケアするという行為は弱さではなく、自分を大切にする一歩なのです。
整えることは、自分を信じ直すこと

「リキッド通販ショップ」が届けたいのは、単なる“流行り”の商品ではありません。
誤解をほどき、選択肢を差し出し、“生きやすさ”を社会に増やすことです。
整えることを、誰にも咎められない社会へ。
新宿から始まる、そのささやかな革命に、ぜひ耳を傾けてみてください。