東京都感染症情報センターの統計によると、2022年と2023年、東京の『梅毒』年別報告数は3700人と、2020年の1600人の2倍以上となっており、2024年も9月時点ですでに2600人となっています。
全国では2024年上半期で6772人が感染していると発表。
マッチングアプリを使った不特定多数の性交渉や風俗営業を通じての感染が増加している一因と言われています。
実際に『梅毒』とはどういった感染症でどんな症状があるのか、今回は新宿駅徒歩1分の『新宿駅前クリニック』にてお話を伺ってきました。
梅毒の原因と感染経路
梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌が粘膜から感染することによって起こる性感染症の病気です。
前述したように、2021年以降に感染者数が大幅に増加し、社会問題にもなっている病気の一つです。
感染経路としては、感染者の血液や精液、膣分泌液などに含まれていて、性行為によって粘膜や皮膚に直接接触することにより感染します。
性器の接触だけではなく、口や肛門などの性的な接触すべてが含まれており、傷口からも感染するためにキスも感染経路となる病気です。
『新宿駅前クリニック』院長 蓮池 林太郎さんに梅毒についてインタビュー
新宿駅から徒歩1分の『新宿駅前クリニック』の院長である蓮池 林太郎さんにお話を伺いました。
ーまずは率直な質問から失礼します。梅毒の症状はどういったものがあるのでしょうか?
症状としては、感染後3週間から6週間前後が潜伏期間になっています。この潜伏期間中は症状が出てきませんが、次第に接触した性器や肛門、口といった箇所に3mm〜3cmほどのできものが出現します。
このできものは痛みやかゆみを伴っておらず、次第に消えていきます。そして、感染してから3ヶ月後は掌や足、体に発疹が現れるようになります。
梅毒は感染した後しばらくすると自然に症状がなくなりますが、治ったわけではなく感染状態が続きます。
ー『新宿駅前クリニック』で梅毒の見られる症状はどんなものがあるのでしょうか?
陰部に潰瘍ができたり、体に赤い発疹が出たりして来院されることが多いです。
ー『新宿駅前クリニック』を受診される方の年齢層は、やはり若い方が多いのでしょうか?
そうとも限りません。女性は20代が多いですが、男性は20代〜50代と幅広いのが特徴的です。
ーこれだけ感染者数が増えてくると、自分も感染しているのでは?と不安に思う方がいるかと思うのですが、『梅毒』に感染した方と性交渉した場合は感染する確率は高いのでしょうか?
感染から1年未満の梅毒患者と性交渉した場合の感染率は、およそ30%と推定されています。
ー梅毒が完治するまでに、いくらくらいの治療費がかかりますか?
治療費については、保険診療で自己負担3割の場合は抗生物質の飲み薬なら1ヶ月分で1,000円前後、抗生物質の筋肉注射1回分で3,000円前後です。
ちなみに検査費については、保険診療で自己負担3割の場合は診察代含めて1回2,000円前後です。
ー早く見つかれば見つかるほど、治療費は安くなるのでしょうか?
そこまで変わりませんが、進行した状態だと抗生物質の内服期間が長くなることはあります。
ーもし仮に梅毒の陽性が出た場合、安全に性交渉できるまでどれくらいの期間がかかるのですか?
再検査で数値が下がったことを確認する必要があるため、最低でも1ヶ月以降になります。
梅毒の予防として、コンドームを使用することで、粘膜の直接の接触を避けることができます。
梅毒の検査や治療に『新宿駅前クリニック』がおすすめな理由6つ
今回インタビューさせていただいた『新宿駅前クリニック』は、梅毒の検査や治療におすすめです。
おすすめポイントを簡単に6つほどご紹介します。
おすすめポイント1.新宿駅から徒歩1分の好立地
『新宿駅前クリニック』は、仕事帰りにもアクセスしやすい新宿駅から徒歩1分という好立地が魅力的です。
JR新宿駅の西口から徒歩1分、南口からは徒歩2分、目印である新宿郵便局のそばにあります。
おすすめポイント2.予約不要で19時まで診療
『新宿駅前クリニック』では、予約不要で19時まで診療を行っています。
自分が梅毒に感染してしまってのではないか、相手に移してしまったのではないかと心配な方は、仕事終わりに受診することで多少の不安は取り除けるのではないでしょうか。
おすすめポイント3.常勤医師が5名の体制
『新宿駅前クリニック』では、常勤医師が5名の体制をとっており、忙しい方でも利用しやすいように待ち時間の短縮に努めています。
在籍している医師が協力し合い、電子カルテを使用しているためスピーディーな診療が可能です。
おすすめポイント4.性病検査や治療が保険適用
『新宿駅前クリニック』では、梅毒を含む性感染症の病気や症状を保険診療しており、保険適応であれば診察代、検査代、薬代の自己負担は3割となります。
保険適用されずに高額な料金を請求されることはなく、泌尿器科や性感染症のクリニックに行くかどうか迷われている方も、気軽に相談することが可能です。
※平日午後6時以降の受付の場合は、夜間早朝加算として150円が加算されますので、午後6時までに受付されることをおすすめします。
おすすめポイント5.検査結果がネットで確認できる
梅毒の陰性・陽性の検査結果については、ネットで確認することができます。
梅毒やクラミジア、淋病、カンジダなどの尿検査や培養検査の結果を知るために、わざわざ再度受診する必要がありません。
おすすめポイント6.男性医師による診察で安心
『新宿駅前クリニック』では、男性の陰部の診察に関して、女性の看護師などのスタッフが同席することはありません。男性医師が診療してくれるので安心です。
『新宿駅前クリニック』は内科や皮膚科もあるため、周りで受診している方が何科にかかっているのかわからないので一目を気にせず利用することが可能です。
『新宿駅前クリニック』詳細
■住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-12-11山銀ビル5F
■連絡:03-6304-5253
■営業時間:【月〜金】10:00〜14:00 / 15:30〜19:00
■休診日:土日祝
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